私が家事の中で苦手なものを挙げるとしたら、アイロンかけとお裁縫。
まぁ、アイロンはどちらかと言えば「面倒くさい」という理由が主ですが。
お裁縫は真に「苦手」。不器用なのです。
編み物とか、刺繍とか、パッチワークとか、6年間の駐在妻生活の間
何度となく一緒にやらない?とお誘いを受けたものの、全てお断り申し上げて来た。
学生時代には、彼氏にカウチンセーターを編むのが流行ってったりしたけれど
これまで男子(夫ホルへー含む)に手編みのものなんてあげたことないし。
うちは子供がいるわけではないので、ボタンがすぐに取れたり、膝のところが破れたり
母さん夜なべで、ミシンかけたり手作りグッズを作ったりするシチュエーションはないので
ほぼ裁縫をする機会がないのはありがたい。
アイロンは、ムチャチャ(お手伝い)のマリアが、シャツもズボンもばっちりきれいに
してくれるので、これまた助かっている。
そんな折、ホルへーのシャツのボタンがいつのまにかなくなってしまい、
放置されたままになっていた。 ボタンは予備がシャツについていたのだけれど、
同じ色の糸がなくてねー(言い訳?)
いい加減にどうにかしなくちゃな、と思い、以前教えてもらったSastreriaに持っていってみた。
Sastreriaとは日本語で「仕立て屋さん」。 Prado Norteに腕のいいSastreriaが
あると教えてもらったのでそちらへ。
日本だと、例えば洋服を買ったときの裾上げなどは、そのお店かデパートのサービスコーナーで
やってくれるけれど、アメリカもメヒコも、買ったお店とは別の「仕立て屋さん」に
持っていかなくてはならないのだ。
たかがボタン付けで・・とちょっと恥ずかしい気もしたけれど、同じ色の糸を探して買うことを
考えたらまぁいっか、、と。。
早速おじさんがたーくさんある糸の中から同じ色をみつけて、ものの2分ぐらいで
すぐにつけてくれた。 お代を聞いたら、タダでいいよ!って! ラッキー☆
今後の参考に、ジーンズの裾上げ料金を聞いたら、90ペソだそう。
日本円で600円弱。 そのぐらいなら気軽にお願いできちゃうわ。
また一つ自分でやらなくても済む家事が増えた。
こんなマダム生活してて、日本に帰ったらやっていけるだろうか?
※ちなみに、メヒコではたいがいの日本人がムチャチャを雇っていて
決して私だけが怠惰だとか特別とかいうことではありません!あしからず。
SASTRERIA Y REPARADORA DE CALZADO VENCES
Prado Norte No.525 P.B.-3
Col. Lomas de Chapultepec
Tel: 4168-5165
Entrada por el Estacionamiento del edificio
(Prado Norteにある郵便局の並びの駐車場を入って左奥)